ニュース・フラッシュ
2011年4月7日
サンティアゴ
縫部保徳
チリ:CODELCOがVentanas製錬所の亜硫酸ガス漏出問題について謝罪
2011年4月7日付けチリEl Mercurio紙によると、下院に設置されたチリ第Ⅴ州Puchuncaví地域の環境問題に関する委員会において、CODELCO役員会会長のGerardo Jofre氏は、亜硫酸ガス漏出の影響を受けた地元に謝罪すると共にVentanas製錬所の閉鎖について選択肢の一つとして検討は行うと述べた。Celso Morales議員のVentanas製錬所閉鎖についての質問に対し、Jofre氏は排除できない選択肢の一つであり検討すると回答した。
Ventanas製錬所はサンティアゴ市の西北西180 kmの海岸地帯に位置し、2004年12月に公布された法律19,993号によりENAMIからCODELCOに売却され、2005年にCODELCO 5番目の事業所として編入されたが、赤字が続いていた。
