ニュース・フラッシュ
2011年4月10日
サンティアゴ
神谷夏実
チリ:Chuquicamata鉱山労組代表、上院委員会招聘
メディア報道によると、CODELCOのChuquicamataディビジョンの労組代表が、上院鉱業エネルギー委員会に出席し、ディビジョンの今後についての懸念を語った。同鉱山は2018年に向けて坑内採掘に移行するが、それまでの期間、生産量は引き下げられ、この間の余剰労働力と人員整理計画についてCODELCO側からの説明もないと懸念を示した。労組としてはCODELCO側が計画している合理化計画、人員整理には反対であり、余剰労働力を整理対象とするのではなく、他のディビジョンに配置転換することを求めていく方針である。昨年まではChuquicamata鉱山とRamiro Tomic鉱山は同一のCODELCO Norteディビジョンとして組織されていたが、現在は二つのディビジョンに分けられており、配置転換が容易にできなくなっているという。