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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年4月11日 バンクーバー 片山弘行

米:Rio Tinto、Bingham Canyon銅鉱山拡張のためのFS推進を承認

 Rio TIno plc.は、2011年4月7日、同社の子会社であるKennecott Utah Copper社が保有、操業している米ユタ州Bingham Canyon銅鉱山の拡張に対する経済性評価のための2.38億US$の予算を承認した。本予算には、拡張計画の経済性評価の実施とともに、発注から納品までに時間を要する設備の購入費が含まれるとしている。
 拡張計画は、Bingham Canyon銅鉱山のマインライフを現在の2019年から2028年まで延長させるもので、現在の採掘ピットの南側をさらに採掘するとともに、Coppertonにある選鉱場に第5次の磨鉱設備を設置し、さらに尾鉱堆積場の拡張、発電設備の拡充を行うものである。
 Bingham Canyon鉱山は、2010年には27.5万tの銅、40万oz(12.44 t)の金、4百万oz(124.4 t)の銀、25百万lb(11,340 t)のモリブデン、100万tの硫酸を生産している。

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