ニュース・フラッシュ
2011年4月25日
ジャカルタ
高橋健一
ラオス:Chinalco、ラオス国営企業とラオス南部における鉱物資源共同開発に関する協定に調印
2011年4月7日の各社報道によれば、中国アルミ大手Chinalco(中国アルミ業公司)は、子会社であるChalco(中国アルミ業股份有限公司:香港及び上海上場)を通じ、ラオス国営サービス企業とラオス南部における鉱物資源の共同開発に関する協定に調印した。Chinalcoスポークスマンによれば、両社は、投資額も含めた協議が整い、3月30日に協定の調印に至ったとしており、具体的なプロジェクト、投資額及び権益比率等は明らかにされていないが、今後、Chinalcoの出資によりラオス企業へ投資を行い、Chinalcoはマジョリティ権益を持つ予定。
関係者の情報によれば、Chinalcoは既にラオスで子会社のYunnan Copper Industry(雲南銅業)を通じ、銅鉱山開発を進めているという。また、ラオスでは、同じく中国Minmetals(中国五鉱集団)が南部のSepon銅鉱山の操業を行っている。
