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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年4月25日 北京 土居正典

中国:紫金鉱業集団株式公司、2010年探鉱結果公表

 安泰科によると、紫金鉱業集団は2010年探鉱結果を公表した。総探鉱費用223百万元(34百万US$)で、金71.83 t、銅101万t、鉛・亜鉛178万t、モリブデン7.8万t及び鉄鉱石3百万tを新規に獲得した。この結果、2010年末現在の同集団所有確認埋蔵量は、金750.17 t、銀1,830 t、銅1,058万t、鉛・亜鉛523万t、モリブデン39.25万t、タングステン17.34万t、錫9.93万t、ニッケル60.71万t、鉄鉱石184.5百万tのほか石炭459.2百万tである。また、海外43件を含む275件の探鉱権、及び海外6件を含む63件の採掘権を有している。
 同公司藍副理事長は、中央アジア及び東南アジアで金・銅のプロジェクト案件を求めていることを明らかにした。投資額は30~40億元(4.6~6.2億US$)を予定。さらに同公司は8億元(1.2億US$)を投じ、年産20万tの銅カソード生産設備建設を開始したことを発表した。完成は2011年内を予定。

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