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ニュース・フラッシュ

2011年4月28日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ・アルゼンチン:Pascua Lamaの初期剥土工事は2011年Q4に開始予定

 メディア報道によると、Barrick Gold(本社:加・トロント)はチリ・アルゼンチン国境に位置するPascua Lama金・銀プロジェクトの初期剥土を2011年末までに開始する予定である。
 「建設工事は65%以上が完了し、初期剥土を2011年Q4に開始するため準備中である」とBarrick Gold CEOのAaron Regent氏は述べた。
 チリ側では送電線の敷設が進行中で、新しいアクセス道路は2011年Q2に使用可能となる見込みである。アルゼンチン側の貯鉱及び磨鉱プラットフォームは完成間近であり、処理プラント建設のためのコンクリート打設は2011年Q2に開始される。
 Pascua Lamaでは生産開始から5年間はトータルキャッシュコスト20~50 US$/oz(銀価格を16 US$/ozとした場合)で75万~80万oz/年(23.3 t~24.9 t/年)の金の生産が見込まれている。

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