ニュース・フラッシュ
2011年5月9日
バンクーバー
大北博紀
PNG:Nautilus社、Bismarck海Solwara1プロジェクトに進展
Nautilus Minerals Inc(本社:ON州Toronto、以下、Nautilus社)は、5月6日、パプアニューギニアのBismarck海Solwara1プロジェクト(以下、Solwara1)において、海底からの採鉱システムに要するスラリーポンプ(Subsea Slurry Lift Pump、以下、SSLP)を発注したと公表した。
SSLPは、Solwara1で海底約1,600 mから採鉱母船にハイグレードなスラリーを揚鉱するためのポンプで、深海に賦存する銅・金等の鉱物資源の商業生産化に重要な設備である。
Nautilus社は、2008年6月にGE Oil & Gas社とSSLPについて契約、その後、世界金融危機のため中断していたが、Nautilus社のSolwara1の採掘リース権や権益の取得、採鉱母船を提供するドイツの船舶企業Harren & Partner社との提携などプロジェクトが前進していることから、契約を回復したものである。


