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ニュース・フラッシュ

2011年5月13日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:RelinchoプロジェクトのEIA審査を環境評価局長が辞退

 メディア報道によると、Teck Resources(本社:加・バンクーバー)が保有するRelicho銅プロジェクトのボーリング探鉱に対する環境影響評価(EIA)の審査への参加を、第Ⅲ州環境評価局(SEA)局長のTomás Barrueto氏が辞退した。「Barruato氏は局長就任前にTeck社に対し専門的サービスを提供していたことがあり、利害関係の対立の可能性を排除するため、審査プロセスへの関与を辞退した。」とSEA関係者は述べた。
 2011年5月初旬に提出されたEIAは、鉱床の地質学的不確定要素の最小化とプロジェクト設計情報の収集を目的としている。このボーリング探鉱の費用は11百万US$とされ、実施期間は20か月が予定されている。Teck社は現在、RelinchoプロジェクトのプレFSを実施中で、2011年Q3までの完了を見込んでいる。Relinchoでは概則資源量として銅3.1百万tが確認されている。

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