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ニュース・フラッシュ

2011年5月16日 ロンドン 小嶋吉広

マリ:鉱業法の改訂を検討

 マリは南ア、ガーナに次ぐアフリカ第3位の産金国であり、近年の金価格上昇を受け、2010年のマリの輸出金額(1,500百万$)のうち76%は金によるものであった。しかしながら、2011年の金生産量は前年比17%減の50 tとなる見込みであり、貿易収支の維持・改善を図る必要から、マリ政府は鉱業法を改正し、金以外の鉱種への探鉱投資を促進させることを検討しているとの。現行鉱業法は1991年に制定されている。
 具体的には、マリ政府は探鉱権及び採掘権取得に係る手続きの簡素化を進めており、特に、ボーキサイト、ニッケル、リン鉱石、マンガン等の探鉱投資の促進を行う予定である。本改正の時期については現時点で未定である。

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