フィリピン:加Crazy Horse社、Taysan銅・金プロジェクト開発による経済便益スタディ結果を発表
Crazy Horse Resourses Inc.(TSXV上場)は、2011年5月24日、自社が持つフィリピン・バタンガス州のTaysan銅・金プロジェクトの開発によってもたらされる経済便益スタディの結果を発表し、フィリピンGDPに対し、鉱山建設自体により1.3%、その後の当初3年間の鉱山操業により0.9%、それぞれ貢献するものであると示した。同スタディは、アジア太平洋大学Center for Research and Communication Foundationが独立評価として行ったものであり、主な経済便益は以下のとおり。
項目 |
国内 |
地域 |
鉱山建設 |
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・ 経済効果 |
1229億Peso (28.6億USD) |
905億Peso (21.0億USD) |
・ 雇用 |
228,107人 |
174,796人 |
・ 失業減少率 |
7.9% |
34.9% |
・ GDP貢献 |
1.3% (2010年ベース) |
11.3% (2009年ベース) |
鉱山操業(当初3年間) |
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・ 経済効果 |
850億Peso (19.8億USD) |
626億Peso (14.6億USD) |
・ 雇用 |
157,601人 |
120,665人 |
・ 失業減少率 |
5.44% |
24.23% |
・ GDP貢献 |
0.9% (2010年ベース) |
7.8% (2009年ベース) |
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Crazy Horse社社長は、この結果について、本プロジェクトはフィリピン全体及びカラバルゾン地域経済に大きな貢献をもたらすことが可能となり、今後、地域社会と緊密に連携を取りながらプロジェクトを進展させていくことを示した。Taysan銅・金プロジェクトは現在FSを実施中であるが、これまでの調査で銅埋蔵量31億lbs(約140万t)、同じく金150万oz(約42.5 t)が確認されているとしており、マインライフ24年での開発を見込んでいる。