ラオス：政府、Phu Kham銅・金鉱山の権益10％の取得を完了

　2011年5月10日の各社報道によれば、ラオス政府は、Phu Kham銅・金鉱山を所有するラオス現地法人Phu Bia Mining Ltd.(Phu Bia Mining社)の株式10％の取得を完了するための株主協定を同社と締結した。同協定の調印者は、ラオス財務省Mme Vienthong Siphandone副大臣とPhu Bia Mining社Chanpheng Bounnaphol社長となった模様である。
　Phu Bia Mining 社はラオス政府と、Phu Bia鉱区におけるMineral Exploration and Production協定を締結しており、今回のラオス政府の10％株式の取得は、この協定による株式取得オプションを実行するものであり、2007年にラオス政府がPhu Bia Mining社に対し事前通知していたもの。Phu Bia Mining社の残りの株式は、豪PanAust社(ASX上場)がその100％子会社であるPan Mekong Exploration Ltd.を通じ所有する。Phu Kham銅・金鉱山の2010年生産実績は、銅67,806 t、金58,152 oz(約1.6 t)、銀507,590 oz(約14 t)であった。