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- リチウム レアメタル
チリ:リチウム開発権益、入札の可能性
メディア報道によると、SQMはBachelet前チリ大統領、続いて現チリ政府に増産のための採掘権の拡大の許可を求めようとしたが、政府との交渉は不調に終わったという。SQMが現在保有しているリチウム開発権の期限は2030年までとなっている。またもう一つの生産者であるSociedad Chilena del Litioについても2014年で採掘権が切れる。
現在チリ政府内では、原子力関係の法律で管理しているリチウム採掘権について、今後公開入札等により新規に権利を開放し、リチウムの生産を促進するための検討が始められているとみられる。このため、政府は既存のリチウム生産に関する変更等に慎重になっているとみられる。
