ペルー：Humala次期大統領、民間企業の国有化を否定

　2011年6月9日付け地元紙等によると、Humala次期大統領は外国メディアによるインタビューの中で、民間企業の国有化や国有化に類似する政策は一切行わないとコメントした。別途スペインのテレビ局の取材に対しては、スペイン系の電話会社や銀行の国有化を行うことはないとも説明した。更に、ペルーは外国資本にとって多くの投資機会がある国であり、新政権はさらなる投資を歓迎するとともに、唯一投資家に頼みたいのは、環境や先住民族の尊重、納税、雇用の促進、そして技術の移転であると訴えた。また、企業活動がもたらす多くの社会争議は解決されなければならないとの考えを示した。