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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年8月3日 サンティアゴ 縫部保徳

アルゼンチン・チリ:El Pachón銅プロジェクト、2012年Q1にFS更新完了

Xstrataの2011年H1報告書及びメディア報道によると、現在更新作業中のEl Pachón銅プロジェクトのFS完了は2012年Q1となる予定である。Xstrata CEOのMick Davis氏によると、同プロジェクトの環境影響調査も2012年Q1に完了し、同年Q2にアルゼンチン及びチリの当局に報告書が提出される予定である。El Pachónプロジェクトに関する同社役員会の承認は2012年内、生産開始は2016年を見込んでいる。 El Pachónプロジェクトはアルゼンチン・チリ国境近くに位置し、鉱床は全てアルゼンチン側(San Juan州)に胚胎するものの、銅精鉱はチリの港(第Ⅳ州)からの出荷を計画しており、アルゼンチン・チリ両政府の間で締結された鉱業統合条約が適用される。 El Pachónではこれまでに資源量17.9億t、Cu品位0.51%(カットオフ条件Cu品位0.2%)が報告されており、Xstrataは資源量拡大を目的とした追加探鉱を2011年H2に予定している。

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