ニュース・フラッシュ
2011年9月2日
サンティアゴ
縫部保徳
チリ:Escondida鉱山がフォースマジュールを解除
メディア報道によると、Escondida鉱山(チリ第Ⅱ州)が精鉱販売契約のフォースマジュールを解除したことが、チリ証券保険監督局(SVS)に提出した書簡の中で明らかにされた。フォースマジュールは、2011年7月21日から2週間に及んだストライキのため操業が完全にストップしていた7月27日に宣言された。Escondida鉱山はストライキによる生産や経済面への影響についてコメントをしていないが、ストライキ終了後、地元メディアはおよそ450百万US$の経済的損失が生じたと報じていた。
Escondida鉱山の銅生産量は2010年が108.7万t、2011年H1が45.1万tである。
