ニュース・フラッシュ
2011年10月13日
サンティアゴ
縫部保徳
ウルグアイ:Orosur社の2011年度Q1純利益は前年同期比25%増
ウルグアイでSan Gregorio金鉱山を操業するOrosur Mining(本社:ウルグアイ・モンテビデオ、以下Orosur社)の四半期報告書によると、2011年度Q1(2011年6月~8月)の純利益は441万US$となり、前年同期比25%増加した。San Gregorio金鉱山からのQ1金生産量は12,488 oz(0.39 t)で前年同期比3.5%減となったが、金の実勢価格の平均が1,612 US$/ozと前年同期の1,216 US$/ozから大きく上昇したことから、収入は前年同期比15%増の2,100万US$となった。操業コストは低品位鉱の採掘と為替変動及びインフレによるコスト高により944 US$/ozと前年同期の799 US$/ozから上昇した。
Orosur社はSan Gregorio鉱山から2 km離れたArenal Deepsプロジェクトを進めている。同プロジェクトはウルグアイ初の機械化坑内採掘鉱山となる予定で、斜坑の建設が2011年9月末に終了した。鉱石採掘のための国家鉱山地質局(DINAMIGE)の認可は10月末が予定されており、11月中に生産が開始される計画である。
