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ニュース・フラッシュ

2011年10月30日 メキシコ 高木博康

メキシコ:Grupo Mexico、2011年Q3は前年同期比74%増の693百万US$の純益を計上

 Grupo Mexicoは、2011年Q3の業績及び金属生産量を下表のとおり、2011年10月28日付け同社HPに発表した。売上高の増加は、金属価格の上昇と主力の銅生産の伸びが要因となっている。銅生産は、2007年に発生したストライキにより操業休止した後、2010年9月に操業を再開したBuenavista(旧Cananea)銅鉱山の操業拡大により増加している。モリブデン生産量の減少は、ペルーのToquepala銅鉱山におけるモリブデン品位の低下による。銀及び亜鉛生産量の減少は、メキシコ及びペルーのいくつかの鉱山において品位が低下していることによる。

(千US$) 2011年Q3 2010年Q3 前年同期比(%)
売上高 2,718,115 2,063,624 +32
販売費 1,312,807 1,077,618 +22
営業利益 1,223,447 826,075 +48
EBITDA 1,411,934 939,220 +50
当期利益 693,224 398,718 +74
資本投資 282,873 163,297 +73

  2011年Q3 2010年Q3 前年同期比(%)
銅(t) 203,917 177,968 +15
モリブデン(t) 4,787 5,009 -4
亜鉛(t) 21,537 24,500 -12
銀(t) 123.7 137.3 -10
金(kg) 503.3 478.3 +5
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