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ニュース・フラッシュ

2011年11月15日 シドニー 栗原政臣

PNG:Laeの暴動が資源ブームに影響か

 2011年11月8日付の地元紙等は、パプアニューギニアの第2の都市であるMorobe州の州都Laeにおいて暴動が発生し、政府発表では9名が死亡、26名が負傷、1,000名の居住する家屋が全焼したと報道した。損害は100万キナ(約45万A$)と見積もられている。
 暴動は数日間に亘って続いたため、警察署長はLae市街地を“fighting zone”と宣告し、暴動に加わった者(あるいは加わろうとした者)をいつでも逮捕できると宣言した。Peter O’Neill首相は、「暴動が収束しなければ非常事態を宣言しなくてはならない」と発言した。
 Morobe州の若者が犯罪の増加に関してLuthor Wenge州知事に陳情文を渡そうとしたとき、知事の代理人が対応しようとしたところ、若者は政府の建物や車両に投石を始め、暴動となった。

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