パナマ：Cerro Colorado銅プロジェクト域内先住民居住区での鉱業等の禁止法案が成立

　2012年1月27日付け業界紙等によると、パナマ国会においてCerro Colorado銅プロジェクト内のGnabe Bulge先住民居住区での鉱業、水力発電所等の開発を禁止する法律が成立した。
　同国では2011年2月に新鉱業法が成立したが、先住民等による抗議行動の結果、2012年3月に新鉱業法を廃止するとともに、Martinelli大統領の任期中の2014年6月までCerro Colorado銅プロジェクトを凍結する大統領令が発出されていた。
　その後も先住民居住区における開発の中止を求める抗議行動が継続していた。
　Cerro Colorado銅プロジェクトの概算資源量は、17.5億t、銅の平均品位 0.64％と見積もられている。