ニュース・フラッシュ
2012年2月13日
北京
土居正典
中国:広西チワン自治区地質鉱産局、2012年探査業務計画を作成
安泰科によれば、広西地質鉱産局は、2012年探査業務計画を作成し、探査、鉱業開発及び海外進出の3分野での成果を目指している。
計画では、国の重要鉱種であるアルミ、鉛・亜鉛、金、タングステン、錫、銅、ニッケル、マンガン及び広西自治区の優位鉱種であるレアアース、カオリン、銀などを対象とし、重要鉱床生成区及び経済区での地質調査を実施する。調査により、大・中規模鉱徴地3か所及びウラン鉱徴地1~2か所の発見のほか、鉛・亜鉛30万t、金10 t、タングステン3万t、モリブデン3万t、レアアース10万tの新規資源獲得を目標としている。なお同局は、探査部門と資源開発部門を統合し、地質鉱業開発公司を設立する予定である。また、カンボジア鉱産資源部門との共同プロジェクトは既に現地調査段階に入っている。
2011年に同局が実施した探査は485件で、超大規模鉱床1か所、大規模鉱床8か所、中規模鉱床6か所及び小規模鉱床2か所が発見されている。
