チリ：SQMは硝酸カリウム等の生産拡大に5.5億US$の投資を予定

　メディア報道によると、世界有数の肥料会社でリチウムも生産しているチリSQMは、2012年に5.5億US$の投資を行う予定である。これは主に、硝酸カリウム、ヨード、カリウムの生産拡大に充てられる。投資予定額の7割は既に対象が決まっており、残りは生産性改善に費やされる見込みである。2012年3月6日の発表によると、同社の2011年純利益は対前年42.8％増の546百万US$に達した。同社の最重要プロジェクトと位置づけられているPampa Hemosa(チリ第Ⅰ州)はヨードの生産拡張を目的としており、10億US$以上の投資が計画されている。