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ニュース・フラッシュ

2012年5月31日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:Colbún、HydroAysén送電線建設の環境影響評価の中止を決定

2012年5月30日、HydroAysén水力発電所(チリⅪ州)建設プロジェクトの権益を49%保有するColbúnは同プロジェクトに不可欠な送電線建設に関する環境影響評価を中止することを決定したと発表した。この決定について、Colbúnはパートナーで51%の権益を有するEndesaには相談していないとしている。HydroAysén理事会はColbúnの決定への対応を検討している。Colbúnは、幅広い合意を得なければならない国のエネルギー政策がなく、大規模で複雑なエネルギー・プロジェクトを推進するための条件が整っていないことが、今回の環境影響評価中止を決定した主因であると説明している。Colbúnの発表に対し、Brunsterエネルギー大臣は先進国入りの目標を達成するための長期安定的なエネルギー確保政策を推進してきたことを強調した。

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