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ニュース・フラッシュ

2012年6月4日 サンティアゴ 縫部保徳

アルゼンチン:鉱山企業、輸出外貨規制により輸出を停止

 メディア報道によると、アルゼンチン連邦政府が課した輸出日から30日以内での為替市場における輸出外貨の売却義務が原因で鉱山企業は輸出を停止している。この輸出停止は一時的で、政府の措置が3か月以上続くと生産活動を停止せざるを得ないと言われる。ドーレ輸出の場合、金、銀等の含有量は精錬企業が決定するため、輸出決済は通常200~500日後に行われている。アルゼンチン鉱業協会(CAEM)は政府宛書簡で、輸出代金の決済には少なくとも195日が必要であるとを陳情した。

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