ニュース・フラッシュ
2012年6月8日
調査部
渡邉美和
中国:Johnson Controls, Inc.、天津に新蓄電池工場建設
現地報道によると、世界最大の自動車用蓄電池メーカーである江森自控(Johnson Controls, Inc.)は、2012年6月7日、天津に新たな蓄電池工場を建設する協議を締結、2012年下期に着工、2014年末の稼働が計画されている。投資額は2億US$。
江森自控(Johnson Controls, Inc.)の総裁は、協議締結式の席上、「我々は、2015年には中国の自動車販売量は年2,500万台になると予想している。新たな生産基地を天津に建設することは、我が社が中国市場を大変重視している結果である」と述べた。
同社は既に、2011年に浙江省の長興工場を稼働させている。また、重慶の工場も2012年下期に生産開始予定である。また、上海には2005年に買収した生産拠点がある。天津の新工場の生産量は年間600万個と計画されていて、2017年には同社の中国での生産量は年3,000万個に達する計画である。
![ページトップへ](https://mric.jogmec.go.jp/wp-content/themes/jogmec/images/page_top_btn.png)