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ニュース・フラッシュ

2012年6月11日 ジャカルタ 高橋健一

インドネシア:政府、鉱石輸出税課税基準額を決定

 インドネシア政府は、2012年6月1日付けで、鉱石輸出税の課税基準価格を決定した。政府規定の一つである財務大臣決定(1956/KM.4/2012)により規定されている。この課税基準価格は、5月16日に施行となった財務大臣令(2012年同第75号)で規定された鉱産物65品目について、6月2日から6月30日の輸出に対して適用され、この基準価格で算定された金額に対し、同財務大臣の規定による20%が課税されることとなる。主な基準価格は以下のとおりであるが、鉄鉱石、ニッケル、ボーキサイトなど、純度により価格設定がなされているものもある。

(単位:US$/t)

銅鉱: 2,165.00
硫化鉄鉱:焼いてないもの: 264.00
鉄鉱:凝結させてないもの;
  Fe含有 51.99%以下: 34.00
  同上52~56.99%: 43.07
  同上57%~60.99%: 78.10
  同上 61%以上: 119.00
鉄鉱:凝結させたもの: 147.40
硫化鉄鉱:焼いたもの: 101.50
ニッケル(湿量);
  Ni含有1.5%以下: 15.80
  同上1.5~1.8%: 25.14
  同上1.8 ~2%: 32.69
  同上2%以上: 41.52
ボーキサイト;
  Al2O3含有 46%以下: 15.36
  同上47%~50%: 17.46
  同上51%以上: 17.91
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