中国：2012年の旧式自動車更新への補助金、適用範囲明確化

　現地報道によると、中国財政部と商務部は、最近、2012年の旧式自動車更新に際しての補助金制度についてその適用範囲を明確化した。これに適合する旧式自動車の保有者は補助金を申請できる。その制度内容は以下の通り。なお、同様な制度はリーマンショック直後に「以旧換新」というキャッチフレ―ズで補助金制度が実施され、現在に続く大量の自動車生産販売量達成のきっかけとなった。
　2012年1月1日～12月31日の間、旧式車を廃棄自動車回収企業に売却した場合で、6年以上(6年を含む)、15年まで使用した自動車であり、車長4.8 m以上で7.5 m未満、並びに当年に買い替えられる農村旅客用の場合は、補助金は1台当り11,000元(1,735 US$)/台とする。
　2012年1月1日～12月31日の間、旧式車を廃棄自動車回収企業に売却した場合で、8年以上(6年を含む)、15年まで使用した自動車であり、車長6 m以上或いは乗員数20人以上であり、当年に買い替えられる都市のバスの場合は、補助金は1台当り18,000元(2,840 US$)/台とする。車長6 m未満でかつ乗員10～19人で、当年に買い替えられる都市のバスの場合は、補助金は1台当り11,000元(1,735 US$)/台とする。
　2012年1月1日～12月31日の間、旧式車を廃棄自動車回収企業に売却した場合で、10年以上(10年を含む)、15年まで使用した牽引自動車と総重量12 t(12 tを含む)の貨物自動車の補助金は1台当り18,000元(2,840 US$))/台とする。