ニュース・フラッシュ
2012年6月18日
ジャカルタ
高橋健一
インドネシア:PT HPAM社、西カリマンタンにアルミナ製錬所建設
2012年6月14日付け地元紙等報道によれば、インドネシアのボーキサイト鉱山企業のPT. Harita Prima Abadi Mineral(PT HPAM)は、西カリマンタン州Ketapangに、アルミナ製錬所を建設する計画である。同社幹部が明らかにしたもので、投資額は2千万US$、年産100万t規模の製錬所となる。現在建設許可手続き中であるが、2014年の完成、2015年の生産開始を目指し、生産されるアルミナは、全量が中国向けに輸出される予定となる。また、中国企業がパートナーとなる模様であるが、企業名、資本構成などは今回明らかにされていない。同社は、これまで月産2百万t規模のボーキサイトを生産し、全量を中国に輸出してきたが、5月からの鉱石輸出規制により輸出停止状態となった。
