閉じる

ニュース・フラッシュ

2012年6月26日 シドニー 栗原政臣

豪:Rangerウラン鉱山を操業するERA社、2012年H1の赤字を予想

 2012年6月20日付け地元紙等によると、NT準州でRangerウラン鉱山を操業するRio Tintoの子会社であるEnergy Resources of Australia Ltd.(本社:豪Darwin、以下ERA)は、2012年H1について、税引後5,000万A$~6,000万A$の純損失を計上するとの見通しを発表した。2011/2012年度(2011年7月~2012年6月)は、2010/2011年度と比較して降雨量は少なかったものの、2012年の販売等のために500 tのウランを購入しなければならなかった。
 ERAは、2012年のウラン酸化物の生産量を3,200 t~3,700 tと予想する一方、2016年以降の生産については、低品位鉱の選鉱試験の結果次第としている。

ページトップへ