豪：Xstrata、PNGのFrieda River銅・金プロジェクトの売却を検討か

　2012年6月22日付け地元紙等によると、Xstrataは今後の経済的な予測が難しい中、PNGのFrieda River銅・金プロジェクト(Xstrata:81.82％、Highlands Pacific:12.18％)について再検討している模様。Xstrataは引き続きFSを行い、2012年末までには完了する予定。Frieda Riverプロジェクトについては、2011年8月にHorse-Ivaal-Trukai鉱床について、資源量：20.9億t@0.45％Cu, 0.22g/tAu, 0.7g/tAg(カットオフ：0.2％Cu)と発表されていた。これは銅量940万tおよび金量1,480万ozに相当する。2010年のFSでは年産銅量19万t、年産金量28万ozで20年以上の操業が見込まれている、とされている。
　Xstrataは、主に南米及び豪州の銅鉱山に対して70億US$を投資するプログラムを実施しているが、銅価は年初のトン当たり8,650 US$から7,545 US$と下がっている。Xstrataは今後5年間で50％増となる年産150万tの銅を生産する計画。