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ニュース・フラッシュ

2012年6月27日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:下院、水利権制限法案を作成

 メディア報道によると、枯渇(agotada)または限定地域(restricción)と宣言された水系での暫定水利権の認可を一時停止する法案がチリ下院で準備された。認可停止期間は今後2年間である。同法案には上記水系で過去5年間に認可された水利権の廃止も含まれている。この法案を作成した下院議員は、現行法では水利用を十分に管理できていないとして、より厳格な法的枠組み作りを狙っている。チリでは気候変動のために深刻な干魃が生じている地域が複数あると言われる。当該法案は、公共事業委員会で最初に審議される。

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