ニュース・フラッシュ
2012年6月29日
ロンドン
北野由佳
モザンビーク:Rio Tinto、Benga原料炭プロジェクトから初出荷
Rio Tintoは2012年6月25日、同社が65%の権益を有するBenga原料炭プロジェクトから、原料炭を初出荷したと発表した。同プロジェクトは、原料炭のポテンシャルが高いとされるモザンビーク北部Tete州のMoatize盆地に位置しており、残りの権益35%を印Tata Steel社が有している。初出荷された原料炭の数量は3万4,000 tで、インドの製鉄所に向けてBeira港から出荷された。Rio Tintoエネルギー部門の最高責任者であるDoug Ritchie氏は「石炭の効率的な輸送のための総合的なインフラの整備を、モザンビーク政府と引き続き協力して行う。」と述べた。