ニュース・フラッシュ
2012年7月9日
シドニー
伊藤浩
豪:鉱山会社がコスト削減を進める
2012年7月4日付け地元紙等は、豪州の鉱山会社が操業コストの増加や生産品価格低下の影響により支出の削減や将来のプロジェクトの見直しを行っていることを伝えている。リオ・ティントは従業員への様々なサービス・支援支出を10%削減しており、BHPビリトンはオリンピック・ダム・プロジェクトを含む3つの100億US$以上のプロジェクトを延期する予定である。Mirabelaニッケル社は掘削作業会社の2/3との契約を解除するとともに自社のブラジルの鉱山において100人の従業員を解雇しており、ウラン鉱山会社Paladinエナジー社は探査予算を500万US$削減している。