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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2012年7月10日 シドニー 伊藤浩

豪:鉄鉱石と石炭の輸出量が2025年に倍増との予測

 2012年7月2日、連邦政府・資源エネルギー経済局(BREE:Bureau of Resources and Energy Economics)は2025年までの鉄鉱石、石炭、LNGの輸出量予測等を報告書として発表した。報告書によればこれら輸出産品の世界の貿易量に占める豪州のシェアは過去10年間の平均値で鉄鉱石34%、一般炭18%、原料炭58%であり、2025年の鉄鉱石のシェアは45%~55%(最少予測値~最大予測値:以下同様)に拡大し、輸出量は2011年の4.4億tから8.85億t~10.82億tに倍増する見通しである。2025年の一般炭のシェアは23%~33%となり、輸出量は2011年の1.5億tから2.67億t~3.83億tになる見通しである。原料炭の2025年のシェアは56%~66%となり、輸出量は2011年の1.3億tから2.6億t~3.06億tに倍増する見通しである。LNGの輸出量は2016年頃にカタールに次いで世界第2位となり、2025年のシェアは10%~15%、輸出量は2011年の1,900万tから8,600万t~1.3億tに急増する見通しである。

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