閉じる

ニュース・フラッシュ

2012年7月10日 シドニー 栗原政臣

豪:Metallica Minerals社、Nornicoプロジェクトのスコーピングスタディ結果を発表

 2012年7月4日、ジュニア探鉱会社のMetallica Minerals社(以下、Metallica、本社:QLD州ブリスベン)は、QLD州北部で開発を進めるNornicoニッケル-コバルト-スカンジウムプロジェクトについて、スコーピングスタディ結果を発表した。ニッケル及びコバルト資源量50百万t(ニッケル品位0.81%、コバルト品位0.09%)、スカンジウム資源量16.8百万t(スカンジウム品位130 g/t)が計上され、年間生産量はニッケル5,250 t、コバルト500 t、スカンジウム酸化物68,000 tで、資本コストは5億9,700万A$、操業コストは184 A$/tと見込まれている。
 Metallica社のAndrew Gillies社長は、Nornicoプロジェクトの強みのひとつとして、スカンジウム酸化物は100,000 tまで増産できる等、金属価格によって生産量をフレキシブルに対応できることをあげている。

ページトップへ