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ニュース・フラッシュ

2012年7月13日 ロンドン 北野由佳

南ア:UNEP事務局長、南ア鉱業の育成と経済発展に関して言及

 鉱業分野における政府介入に関する対話を行うMining Dialogues 360°が2012年7月10~12日にヨハネスブルグで開催され、12日のセッションでUNEP(国連環境計画)のAchim Steiner事務局長が講演を行い、南ア政府が鉱業の育成に失敗した場合、同国の将来的な経済発展に根本的なダメージを与える、という主旨の発言をした。Steiner事務局長は、「南アの鉱業は、南ア政府が雇用や包括性(inclusiveness)といった根本的な課題に取り組む中で、どのように協力できるかということを考えなければならない。」とコメントした。またUNEPの計算によると、鉱物資源、石油、化石燃料及びバイオマスの世界消費量は、2050年には現在の約3倍の1,400億tになることが予想されるため、廃棄物処理やリサイクルをより積極的に活用していくことが重要になるとされる。

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