ペルー：Minas Conga金プロジェクト争議巡る対話協議会を開催

　2012年7月10日付け地元各紙によると、7月9日、Minas Conga金プロジェクトを巡る争議に関する第1回目の対話協議会が開催され、政府を代表するCabrejo司教やGaratea神父等の仲介者は、Cajamarca県内の様々な自治体や組織から、政府に対する不満や要求、提案を聴取し、合計11ページにわたる要請書にまとめたものを、翌10日にも政府へ提出する見通しである。
　なお、プロジェクト反対派はあくまでも政府によるYanacocha社の活動の停止や、Minas Conga金プロジェクトからの重機撤収等を要求している。
　一方、協議会場の外部では、非常事態宣言下であるにも関わらず、約300人のデモ隊による反鉱山抗議デモが行われた。