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ニュース・フラッシュ

2012年7月16日 バンクーバー 大北博紀

加:S.A.Silver社、ボリビア政府の同社プロジェクト国有化声明に対するコメントを発表

 South American Silver Corp.(本社:バンクーバー)は2012年7月10日、同社のボリビアMalku Khota銀・インジウム・ガリウムプロジェクトについて、ボリビア政府が国有化の声明を出したことに対しコメントを発表した。
 同社は「ボリビア政府から同プロジェクトの免許取り消しの正式通知を受けておらず、政府の意思の明確化を求めている。ボリビア政府声明に強く抗議するとともに、全ての法律と外交を交えて追及する。」と述べている。
 本件に関連して地元紙等は「資源価格の高値維持に伴って中南米諸国の資源ナショナリズムはエスカレートする傾向にある。ベネズエラ、ボリビアやアルゼンチンの国有化から、伝統的に鉱業に友好的であったペルーやチリにおける暴力的な反鉱業運動に至るまで、政治的緊張の高まりは、この10年間利益を享受してきた鉱山会社にとってリスク要因となっている。」と報じている。

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