ニュース・フラッシュ
2012年7月17日
サンティアゴ
縫部保徳
チリ:2020年までの鉱業投資計画額、1,043億US$に達する見込み
COCHILCO(チリ銅委員会)によると、2020年までに予定されているチリへの鉱業投資総額は1,043億US$に達する見込みであり、この数字は前年より56%増加した。この大幅増は新規投資計画が明らかになったことに加え、コスト増を原因とした投資額の見直しがなされたことよるもの。投資総額の内、CODELCOからが26.7%を占めるが、海外からの投資を見ると、カナダからが最大で28.1%、日本10.2%、スイス4.7%が続く。チリの銅生産は、2020年に840万tまで増加することが見込まれている。2011年の銅生産量は526万tである。
