ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 金 ベースメタル 鉄鉱石
加:Sept-Iles港の拡張工事に鉄鉱石プロジェクトを保有する3社が資金拠出
ラブラドルトラフ地域に鉄鉱石鉱山及びプロジェクトを保有するLabrador Iron Mines Holdings Ltd.(以下、LIM社)、New Millennium Iron Corp.(以下、NML社)、Champion Minerals Inc.(以下、CHM社)は、それぞれ2012年7月18日にニュースを発表し、鉄鉱石積出港であるSept-Iles港の拡張工事に資金拠出することを明らかにした。
Sept-Iles港では、Sept-Iles港湾局により大水深化を含む総工費2億2,000万C$の拡張工事が実施されている。Sept-Iles港湾局、連邦政府及びエンドユーザーにより費用負担することが予定されており、2012年2月13日には連邦政府により5,500万C$の資金拠出が発表されている。総工費の半分である1億1,000万C$がエンドユーザーによる費用負担とされており、想定されているエンドユーザーは5社となっている。拡張後の港湾能力である年5,000万tの積出能力のうち、それぞれのユーザーが利用予定の港湾能力に応じた資金拠出を実施するとしている。
今回発表を行った企業では、LIM社が500万t分で1,280万C$、NML社が1,500万t分で3,840万C$、CHM社が1,000万t分で2,558.1万C$を拠出することとしている。
Sept-Iles港の拡張工事は2014年3月31日までに終了する予定である。
