ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 金 銀 ベースメタル
アルゼンチン・チリ:Barrick Gold、Pascua Lama金・銀プロジェクトCAPEXが50~60%増
2012年7月26日、2012年Q2決算報告ウェブ放送においてBarrick Goldはアルゼンチン・チリ国境で開発工事が進んでいるPascua Lama金・銀プロジェクトについて、CAPEXがこれまでの予想より50~60%増加すると発表した。同プロジェクトのCAPEXは当初33億~36億US$とされていたが、2011年に47億~50億US$に見直されていた。CAPEX増加は規模、標高、地形、遠隔性などPascua Lamaプロジェクト特有の難しさに加え、アルゼンチンでの高インフレ率が継続していること、鉱物資源ブームによる労働力及びその他資源の獲得競争が原因としている。これまで2013年中頃を予定していた生産開始は、1年延期され2014年中頃となる予定。Pascua Lamaプロジェクトは、生産開始から当初5年間は金80万~85万oz(24.9~26.4 t)/年を生産する計画である。