閉じる

ニュース・フラッシュ

2012年7月27日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:CODELCO、再生可能エネルギー導入の入札を発表

 CODELCOは、電力法(法律第20,057号)で求められている再生エネルギー・クレジットを購入する入札を発表した。法律第20,257号は、200 MW以上の発電能力を有する在来型発電事業者に対し、2024年までに発電量の10%を非在来型再生可能エネルギー、または、発電容量40 MW以下の水力発電由来の電力にすることを義務付けている。CODELCOエネルギー・水資源部長のAndrés Alonso氏は「この入札により、CODELCOは競争力のある電力で法の要求を満たすことができる」と述べた。
 現在CODELCOでは、Chuquicamata事業所がSolar Pack社(スペイン)が操業する1 MWの太陽光発電所の電力を導入している。Gaby鉱山では温水化システムに太陽エネルギーを導入する予定である。さらに、同社はCalama市近傍で新規風力発電所建設について検討を行っている。

ページトップへ