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ニュース・フラッシュ

2012年7月28日 モスクワ 大木雅文

ロシア:En+Group、ロシア東部に250億US$を投資予定

 2012年7月20日付け現地報道によると、En+Groupにとってロシア東部は依然として戦略的に重要な地域である。「東シベリアの大いなる未来」会議の主要テーマとなったのは、En+Groupの長期発展戦略並びにロシアとアジア太平洋地域諸国との関係強化を背景とする同社のビジネスである。
 En+Groupは、プロジェクト実施にアジア企業も含む戦略的パートナーを誘致し、ロシア東部の新規プロジェクトに250億US$を投資する意向である。
 En+Groupのプロジェクトには、タイシェット及びボグチャニのアルミ製錬所とボグチャニ水力発電所の建設完了(Rusal)、ザバイカリエのチタ多金属鉱床とハカシアのアガスキル銅モリブデン鉱床の開発(Soyuzmetallresource)、クラスノヤルスク冶金工場をベースとするロシア最大の圧延施設の設立がある。

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