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ニュース・フラッシュ

2012年8月6日 北京 土居正典

カメルーン:中国国家発展改革委員会、Mbalam鉱床を開発する豪州鉱山企業買収を認可

 現地報道によると、中国国家発展改革委員会は、2012年7月四川漢龍集団傘下の漢龍(アフリカ)鉱業有限公司による豪州Sundance Resources Ltd.(以下SRL)の買収を認可した。買収額は、17億A$(18億US$)である。SRLは、カメルーンのコンゴ共和国国境付近にあるMbalam鉄鉱石鉱床を開発している。同鉱床の埋蔵量は28億t、潜在資源量100億t以上で、鉱山寿命は約50年である。
 漢龍集団は、2011年3月にSRLの権益18.6%を買収し、2011年9月には100%の権益買収に合意した。計画では、1株0.57 A$で買収する。また、2012年4月には、カメルーン政府及びSRLと「戦略的パートナーシップ協定」を締結し、5月にSRLと「買収実施協議」を行い、6月22日にオーストラリア外国投資監督管理委員会より買収を承認されている。

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