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ニュース・フラッシュ

2012年8月10日 ロンドン 北野由佳

ザンビア:Collum炭鉱で賃上げを求める暴動、中国人幹部1名死亡

 ザンビアのCollum炭鉱で2012年8月4日、賃上げを求めて鉱山労働者が暴動を起こし、中国人幹部1名が死亡、2名が負傷した。ザンビア政府は7月、鉱山労働者に対する法定最低賃金を月給約150 US$から230 US$に引き上げたが、Collum炭鉱では賃上げの実施が遅れており、不満を持った鉱山労働者が中国人幹部らを襲撃した。またCollum炭鉱では2010年にも賃上げを求める暴動が起き、その際には中国人幹部らが鉱山労働者に対して発砲し、13名が負傷するという事件が発生しており、鉱山の経営側と労働者側の間での敵対意識が募っていたと考えられている。

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