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ニュース・フラッシュ

2012年8月13日 バンクーバー 大北博紀

米・加:Thompson Creek社、2012年Q2は1,480万US$の純損失

 Thompson Creek Metals(本社:米国デンバー)は2012年8月9日、2012年Q2の業績を同社HPに発表したが、1,480万US$の純損失と前年同期の純利益1億1,680万US$から対前年同期比-113%の大幅減益となった。2012年の6カ月間では1,370万US$の純損失と前年同期の純利益2億4,570万US$から対前年同期比-106%となっている。
 2012年Q2は1,840万US$の営業損失、2012年の6カ月間では3,490万US$の営業損失が計上されている。主な損失要因はEndakoモリブデン鉱山及びThompson Creekモリブデン鉱山の生産量の減少による売上高の減少に伴う運営コストの上昇、市場製品在庫の評価損、モリブデン価格の下落、Endako鉱山の新破砕機の試運転費用負担にあるとしている。
 また、Mt. Milligan銅・金鉱山からの製錬金生産物の12.25%を市場価格または1oz当たり435 US$で売却する2億US$の生産物販売契約をRoyal Gold,Inc.と締結したことを公表した。これによりRoyal社はMt.Milliganプロジェクトの製錬金生産物の52.25%を取得することとなる。

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