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ニュース・フラッシュ

2012年8月20日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:ブラジル鉱業協会、鉱業投資今後も継続

 ブラジル鉱業協会(IBRAM)によると、2012年~2016年のブラジルの鉱業投資額は、世界的な金融危機や鉄鉱石価格の下落にも係らず、750億US$という高い水準が維持される見込みである。世界景気はネガティブな要素もあるものの、中国、インド、ロシア等新興国での強い資源需要に支えられ投資が維持されるという。ブラジル国内では、ワールドカップ(2014年)、オリンピック(2016年)の他、政府の成長加速化計画プログラム(PAC)による、インフラ整備(道路、鉄道、港湾)等により、建設需要も旺盛で、鉄鉱石、鉄鋼の国内需要も下支えされるとみている。ただし、ブラジルは投資コスト面で高い特徴があるので、エネルギーコストを現在より10%引き下げる必要があるという。

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