ニュース・フラッシュ
2012年8月24日
ロンドン
小嶋吉広
ルワンダ:豪政府が鉱物資源分野での協力を表明
メディア報道によれば、豪政府の首相特使として派遣されたMcMullan議員は2012年8月21日、Kamanzi天然資源大臣と会談し、今後、豪政府が鉱物資源分野でルワンダを支援していくことを表明した。会談においてMcMullan特使は、鉱物資源分野での二国間関係を強化するため、現地の研究機関や豪での研修等を通じて技術移転を図っていくとともに、鉱物資源開発に伴う歳入増大や雇用促進に向けて政府間で支援を行うことを表明した。一方、Kamanzi大臣は、鉱物資源セクターはルワンダの経済成長や対外貿易、雇用の観点から重要セクターに位置付けられていると述べ、鉱物資源の流通や輸出管理において行政能力向上の必要性があると述べた。
ルワンダでは2010年より、紛争鉱物ではないことを証明するため鉱物の流通に当たってはタグを付けて管理を行っている。