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- 鉱種:
- 亜鉛 ベースメタル
中国:雲南省の景成集団、年産10万tの電解亜鉛プラント完成
現地報道によると、雲南省瑞麗市の景成集団が建設していた年産10万tの電解亜鉛プラントが2012年8月に完成し、点火式が挙行された。これに用いられる鉱石はミャンマーで何十年にわたり製錬に用いられ、340万tに達した鉱さいと伝えられている。これらは同国の植民地時代に英国人が開発し銀や鉛を生産していたBawdwin 鉱山の廃棄残留物であり、瑞麗から200km離れたミャンマーのNanmudu(中国語音訳)から輸送されたもの。Bawdwin 鉱山では、銀や鉛が回収されていて、まだ高率で亜鉛を含んでいる。
なお、併せて景成集団では年産10万tの金属シリコンプラントも火入れが行われた。
