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ニュース・フラッシュ

2012年8月28日 シドニー 栗原政臣

豪:BHP Billiton、2011/2012年度の決算を発表

 2012年8月22日、BHP Billiton(以下BHP)は、2011/2012年度(2011年7月~2012年6月)の決算を発表、コモディティ価格の下落及びコスト高の影響によりEBITDAは前年度比9%減の337億US$、実質利益は同比21%減の171億US$となった。売上は同比0.7%増の722億US$だった。
 また、南アフリカにおけるケイ素マンガン合金の生産休止やフェロアロイ製錬所のTAS州Tasmanian Electro Metallurgical Company (TEMCO)の一時休止等、操業環境の変化に迅速に対応していることを説明している。さらに、鉱山の収益性の評価からQLD州Norwich Parkでの原料炭の生産を見直す等、高コストの鉱山の再評価を実施中としている。また、ミネラルサンド生産会社の南アRichards Bay Mineralsの権益37%をRio Tintoに売却し、さらに他案件の売却についても検討中と発表した。

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