ニュース・フラッシュ
2012年8月29日
サンティアゴ
神谷夏実
ブラジル:政府、新鉱業法案、2012年10月に発表の見込み
メディア報道によると、ブラジル政府は現在検討中の新鉱業政策の枠組みに関する新法案を2012年10月に発表する可能性がでてきた。この新法案の審議は大幅に遅れているが、9月の国会審議で、懸案となっている1,330億レアル(約66億US$)の道路、鉄道インフラ整備計画等の審議の見通しがつき、10月の発表に目途がついた模様である。新鉱業政策案は、2011年より議論がされてきたが、最終的な調整がつかず法案の作成及び国会審議入りが遅れている。新鉱業政策は、基本的には、ロイヤルティ(CFEM)の引き上げ、鉱業権管理の改正、鉱業監督庁の新設の3法案からなる。
